スーパーカップ(アイスではないよ)。
先日、アルバイト先でサービスの質を店舗ごとに披露するイベントが行われた。
はじめは地区予選からはじまり、ここで優勝するとゆくゆくは全国大会への道が開かれる。自分は店舗代表として出させてもらったが、正直不安でいっぱいだった。
なぜなら...
開始時刻が朝7:00なのである。開催地は自宅から少々離れた場所なので、身支度等を全て考慮すると、早朝4:30に起きなければならなかった。
大学の授業ならば朝寝坊しても、「ふぁぁ~。ん。あ、授業始まってるや。いいや。もう一回寝よ。 Zzz...」となるものだが、今回寝坊してしまうと、
「ふぁぁ~。ん。6:00...。珍しく早起k...。ファtッチョォォォォォォォォ!!!!!やばい!死んだ!はい!死ぬ!プシュゥゥゥ~」となる。(実際寝坊する夢をみて、そのおかげで早起きすることができた。)
なんやかんやで会場に到着。
開会宣言も終わり、各店舗のオペレーションが始まった。
対応するお客様は、大学生、同社に勤める社員、ベビーカーを運ぶ主婦、シニア夫婦、ビジネスマン等、それぞれ違った対応が求められるバリエーションだ。
このイベントを通して自分が学んだこと。経験したこと。印象に残ったことを列挙する。
・どの店舗も挨拶に気持ちがこもっており、観てて気持ちがよかった。
・シニア夫婦に対しては、あらかじめメニューを席に持って行き、座りながら注文していだだいていた。
・OLの二人組みには、頻繁に通っている素振りを見せたことに気づき、話を広げ、商品をおすすめしていた。
・社員に対しては、アドリブで知り合いの体で対応する店舗がすばらしく鳥肌が立った。
・フロアケアーする人が、少し店舗内がスローになると注文待ちのお客様のところへ足を運び、楽しくおしゃべりをしていた。その最中でも、しっかりとご来店のお客様へ気を配り、迅速に対応している姿は印象深く残っている。因みに、この対応を行った店舗が優勝店舗。
・店舗内で業務を行う社員同士の絆がどこも強大なものだった。
-個人的に業務を行ってみて感じたこと。-
・笑顔でいることで、自分もお客様もいい気分になれる。
・話題はどこにで転がっている。一言でもいいからお声がけすれば、それは経験を共有したことになる。
・私の働く会社は、すばらしい経験を与えてくれることを改めて感じた。
そして、一番印象に残ったのが、大会という実力主義の建前であったが、全ての店舗は業務を楽しんでいた。
これが一番重要な点で、改めて気づかされた。
どこかでこのような文章を読んだ。
"会社や学校など毎日通う場所の玄関口に差し掛かるときに、笑顔で入っていく人は人生が充実している"
なるほどな。と思った。
確かに、毎日通う場所、人生の要になる場所に毎度うつむきながら通うのはいやだ。
もしそのような環境下にいるなら、変わらなければならないのは自分自身だ。
必ずしも周りが都合よく良い環境にしてくれるわけではない。
失敗してもいい。居場所なんてこの世には無数にあるのだから。
この経験は将来二次関数的に重要になることを信じて、この文章を通して今一度振り返ってみようと思う。